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伊豆城ヶ崎海岸ピクニカルコース 2014/11月12日


コース&タイム;10:24伊豆急城ヶ崎海岸駅10:30~10:55遊覧船待合室=11:20遊覧船30分乗船
船着場11:55~ぼら納屋12:05~12:10あずま屋(昼食)12:35~12:55吊り橋・門脇灯台13:10~13:45蓮着寺
蓮着寺13:55~14:20城ヶ崎海岸駅14:32=伊豆急=14:45伊豆北川
所要時間;3時間50分(遊覧船待ち合わせ時間・乗船時間含む)


城ヶ崎海岸は4000年前に大室山が噴火した際流出した溶岩流が海に浸食されて形成された断崖が2kmほど続く豪快な海岸で、 断崖に沿って上り降りするハイキイングコースの伊東寄り前半が今回のピクニカルコース、八幡野寄りの後半が自然探究路として整備されていて、合わせて歩くと五時間ほどのハイキングコースとなる。
真っ青な太平洋を眺めながら整備された遊歩道を歩く、汗ばむ程度の手軽ないいコースだった。
有名な吊り橋・門脇灯台はピクニカルコースの中間点で、灯台上部の展望台には無料で登ることができた。
つり橋付近には駐車場があって、ハイカー以外にも観光客が大勢訪れておりました。
この日は伊豆北川温泉【つるや吉祥停】に宿泊。【つるや吉祥停】は人気の宿で、平日でも満室。食事の用意が追いつかないありさまだった。
山温会メンバー5名揃っての例会は2008年の霧ケ峰以来6年ぶりのことである。

我々も60代後半となり、高齢者の仲間入りしたメンバーの中には運動機能に支障をきたしている者、物忘れ甚だしい者、などなど一様に老化が進んでおります。
そんなこんなで、全員が統一行動を取ることはもはや出来ませんで、一人が宿へ直行、一人は早めに現地入りし【ぼら納屋】で朝食を取ると云ってききません。
結局全員集合したのは宿に着いてからでした。
もともと我々は自己主張が強く協調性に欠け、酒好きだけが唯一の共通項と云う一団でして、かつては登山中にバテた者は置き去りにする、という戒律で行動していました。
今では老人特有の頑固さが各人に加わって、なかなか和気合い合いとはいきません。
まず、宴会で他人の話に耳を傾ける者がおりません。他人が話をしている時間は次に自分がしゃべる内容を自己中心に考えている時間なのです。
そんなことで、話題が繋がらない。とうとう皆が勝手にしゃべり出し、ますます大声となる。大声を出さないと自分が話す出番がこないのでした。
他人の話を聞かない一つの原因に耳が遠くなったことがあります。聞かないのではなく、良く聞き取れないのでした。大声で話す誘因でもあります。仕方ないことなのでしょうかね。
そして今、目の前で典型的な老人の宴会風景が繰り広げられているのでした。

夕食の開始時間は混雑のために大分遅れました。でも海鮮会席、揚げたてテンプラなど、とても上品で美味しい食事でして、遅れを許す雰囲気。 全室オーシャンビューのロケーションも素晴らしく、予約が取りにくいのも頷ける旅館でした。
北川温泉には海沿いに公共露天風呂があって、宿泊者は無料で入浴できます。女性専用時間以外は混浴ですが、タオル入浴が可能で人気がありますね。 私は翌朝の一番風呂に入り三原山から登る日の出を眺めてきました。

城ヶ崎海岸遊覧船、富戸漁港に船着場があります。天候によっては欠航します。

ピクニカルコース入口付近の松、陸側にあずまやがあります。

吊り橋、奥に門脇灯台、上まで上れます。無料

溶岩流が浸食された断崖、城ヶ崎海岸。コースは断崖沿いに登り降りしながら辿ります。

遊覧船から眺めた灯台と吊り橋。sigeさん撮影

北川温泉の宿から日の出。三原山の真上に太陽が昇った。sigeさん撮影


酒類消費明細;カンビール15本、カンチューハイ8本、日本酒熱燗25本・300ml冷酒2本・菊水4合びん1本、ニッカモルツウィスキー500cc、翌朝中瓶ビール3本、以上5人で。 さらには往路のグリーン車内で既に飲んできた者もおりまして、ちょっとヤバいですね、前期高齢者にしてこの量は。

2014/11/18 掲載

no.12 未 , no.11 城ヶ崎海岸 , no.10 榛名山へ