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谷川岳天神平 はお花畑でした 2018/7月20日



行程;大船5:09=(湘南高崎ライン)=高崎=(上越線)=水上9:57=(バス)=10:20谷川岳ロープウェー
ロープウェー下駅750m 10:35=(ゴンドラ15分)=天神平1320m=(ペアリフト8分)=11:10山頂天神峠1490m、
最高点1502m 、 往路を下山



ニッコウキスゲ


今回行程にまとまった歩行区間がありません。膝が悪い家内がいっしょだからです。そうは云っても乗り継ぎや山頂では少なからず歩かねばなりません。山道もあります。 ハイキングシューズがが望ましいです。
大船を朝の一番電車で高崎に向かいます、湘南高崎ラインです。結構混み、横浜で座ることができました。
BOX席とトイレのある先頭車両を選びましたが二人でBOX席に座れたのは東京駅からです。 大宮を過ぎても混雑緩和の気配はなく、ビールを取り出す雰囲気はありません。
私は65歳でジパングに入会して以来中距離ローカル列車はいつもグリーン車を利用します、おかげで車内で飲むクセがつきました。ですが今回は18キップ利用なのでそうもいかないのです。
高崎駅から上越線ローカル電車に乗り継いでようやくビールにありつくことができました。水上まで4時間を超える乗車です。18キップで元を取るのは大変なのです。

水上駅前は土産店がズラリ並び壮観です。帰りにその中の一軒で地酒を購入しました。
谷川岳の最寄り駅は土合です。でも水上以北は極端に列車本数が減ります、そのうえ地底ホームから地上駅に出るまで斜坑を700~800段上がらなければならず、 登山者には愉快な足慣らし、でも足の弱い方には難所なのでした。
バスは満席です、座席数が少ないのですぐに満席ですね。登山客は僅か、観光客が多いです。17~8分の乗車で750円は結構高いです、でもドライバーは親切です。
次いでロープウェー、往復キップを購入しました。乗り場まで長い廊下を歩きます。シーズン週末ともなると廊下に行列ができるのでしょう、今日は待つことなく乗車。
10人くらい乗れそうです、一組の年配夫婦と同乗しました。ゴンドラ内は蒸し風呂状態で彼らはバタバタ扇子を振り、私まで風の恩恵にあずかるのでした。

ゴンドラを降りると少し涼しくなりました。標高は1300mを超えます。谷川本峰の上半分が見えます、雲が多く湿度が高いのでしょう、霞んでます。
さらに上を目指してペアリフトに乗ります。冬季はスキーゲレンデとなる場所で樹木は伐採され一面がお花畑です。 出発してすぐに撮影されてしまいました、感じ悪いですね、出来上がった写真は購入しませんでした。
このリフトには落下防止のバーがありませんが地面が近いので怖くはありません。積雪の多い年などスキー板が雪面に届いてしまいますね。足をブラブラさせながらゆっくりゆっくり上ります。
リフトを降りた場所が天神峠、峠といっても1500mの山頂です。ロープウェー駅から200m上がっただけで風の涼味が違うのです。山頂を吹き抜ける風の涼味。さわやかな味、すがすがしい味。
木陰でランチ、そしてビールを2本。気圧差でブシュッと吹きこぼれるのは計算済みで、こぼしません。保冷材を入れた容器で運びました、まだよく冷えておりました。
そしてあっちこっち見て回ります。展望地が数か所に分かれてあります。
武尊山~笠岳~至仏山、よく見えるはずでしたが、武尊山はどうにか確認できました。視界の利く日には富士山が確認できるようです。
結局2時間半も滞在しました。予定した一ノ倉沢へ立ち寄る時間はなくなりました。でも満足です。
山頂を目差さずに気に入った場所に滞在する、今後の山旅の一つのパターンとなりそうです。


山頂は双耳峰です、山頂へ突き上げる右急斜面は嶮路の西黒尾根、私はかつて登りました

見るからに嶮しい岩壁は俎嵓(マナイタグラ)と名付けられている

対面は白毛門(シラガモン)、谷川岳から白毛門に至る馬蹄形縦走は谷川登山者の憧れです

索道延長2400m、高低差約570mを15分で結びます。ゴンドラ内は蒸し風呂状態。

高低差約170m、8分かかります。結構長いペアリフト。山頂の風はさわやかです。




天神平はお花畑

ツリガネニンジン

カラマツソウ

シモツケソウ

シシウド


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