  コース 京王高尾山口駅～清滝登山口～1号路～薬王院～山頂～６号路～びわ滝～高尾山口 歩行時間；２時間半 所要時間；３時間 ○１号路はメイン通りの表参道、東海自然歩道のスタートコースでもあります。全線舗装された車道ですが、自然林はよく保存されています。境内を通過して山頂に至る参詣道で、いつも賑わっていることでしょう。ケーブル清滝駅の右手を行きます。 山頂までおよそ80分です。ケーブルまたはリフト利用で半分に短縮できます。 ○真言宗智山派大本山である高尾山薬王院は、成田山新勝寺、川崎大師平間寺と共に、関東の三大本山の一つに数えられている。 寺伝によると、今を去る千二百五十有余年前、天平十六年（七四四）聖武天皇の勅願（ちょくがん）により、行基菩薩が自ら薬師如来の尊像を刻み安置して、東国鎮護の霊場として高尾山を開基したとある。 ○南北朝時代、永和年間（一三七五～七六）に、京都・醍醐山より俊源大徳（しゅんげんだいとく）が入山し、高尾山中において勇猛精進し、不動明王の御宝前で真言密教の秘法・八千枚の護摩供を修して、飯縄大権現（いづなだいごんげん）を号した。 以来、高尾山は飯縄大権現を御本尊として奉祀し、俊源大徳をもって高尾山中輿の祖となす。その後北條家の手厚い加護で益々隆盛し、江戸時代には霊山霊場として多くの庶民信仰を集めた。そして現在、年間三百万人にも及ぶ参拝者を迎え、お山も１年中大賑わいであります。 ○下山道は６号路を選びました。沢沿いで清涼感溢れたルートですが、足元は悪いです。また狭いので、混雑時は渋滞しそうです。途中のびわ滝は修験場で、聖域となっています。山頂から登山口までおよそ70分です。 ○高尾山一帯には数えきれないほどの散策コースがあり、ウェブサイトも豊富です。目的や時間に応じて、検索すればピッタリのコースに行き当たることでしょう。 |