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尾白川渓谷 敗退 2016/5月11日(水)


山梨県北斗市白州、尾白川渓谷。水源は甲斐駒。


この日は雨と分かっていました。普段なら中止するところですが、白州に山の家を構える友人宅を訪ねる約束をしております。
日を変えるとなると次は何時になるかわかりません。増水した渓谷はいかばかりかとの思いもあり、出かけました。
尾白川渓谷は嶮谷でした。そのうえ大雨で水流は荒れ狂い、旭滝を過ぎ濁流直上をトラバースする地点で中止しました。スリップしたら最後、これ以上は命がけです。 来た道を渓谷沿いに引き返すのは恐怖です。山腹を直登し尾根道に出て、安全ルートを戻りました。
現場ではゴーゴーダァーッダァーッとつんざく轟音が絶え間なく足もとから谷間全域に反響しております。 怖かったです。呑み込まれそうで。
尾白川渓谷本来の姿はエメラルドグリーンに新緑が映し出されて素晴らしい渓谷のようです。


白州の風景、川のように見えるのは水田

登山口の竹宇駒ヶ岳神社、駒ヶ岳神社は此処のほかに横手にもあります

吊り橋を渡り登山道へ。揺れます。下はゴーゴーと凄まじい濁流、恐怖。

登山口の注意標識。今日のような荒天時は緊張します。

紺碧の清流が本日はこのありさま

滝は荒れ狂っています、すごい迫力、怖いです。

アップダウンの激しい登山道

広い駐車場にポツンと1台横浜NO.の軽。こんな日に山へ入る物好きはいません。


2016/5/13 掲載

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