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奥多摩 三 頭 山 1531m 2015/05/14


三頭大滝の滝見橋、滝を正面から眺める贅沢な観瀑用の吊り橋

コース&タイム;
都民の森P9:20~9:30森林館9:35~9:55鞘口(サイグチ)峠10:00~休憩小屋10:35~東峰・中峰11:00~
11:10西峰11:25~ムシカリ峠11:40(避難小屋往復)~12:15三頭大滝12:25~12:40都民の森P
所要時間;3時間20分、歩行時間;2時間45分

都民の森案内図、山頂は左端の上部です


三頭山(ミトウサン)は奥多摩三山の一つ、その名の通り山頂に三つのピークがあり独立峰なので目立つ存在で人気が高い。但し、遠眼には二頭山に見える。植栽豊かな檜原都民の森にあります。
この三月に首都圏連絡自動車道が茅ヶ崎まで開通し、従来の半分の時間で自宅から都民の森まで届くこととなり、初めて出かけてみた。
高尾J.Cから中央道に入り、上野原I.Cで降り、甲武トンネルを抜けて行く。2時間足らずで到着。駐車場は100台位の容量があって無料です。
三頭山は標高1500mを超える山だが、駐車場が既に1000m地点なので、割合い楽に山頂に立つことができた。
東峰と中央峰は隣り合わせで互いに同じ山頂の一画、中央峰が三頭山最高点の1531mなのだが、標識がないと山頂とは気付かないピークである。 東峰手前の展望台からは御前山・大岳山の眺めが良い。
展望がよく休憩に適しているのは一番低い西峰1525mで、沢山のハイカーが休憩していた。
今回はブナの路(現地パンフレットによると)と名付けられたコ-スを辿ったが、他にも登山道や散策路が縦横に張り巡らされていて大変よく整備されています。
ブナの路は忠実に稜線を辿る。標識に登山道とあるルートが巻き道のようで、私が途中で追い越した一団がいつの間にかまた私の前を歩いていた。どこかで稜線道をショートカットしたようだった。
山頂からは、おツネの泣き坂と呼ばれる急坂を通り奥多摩湖へ下るコースや鶴峠へ下るコースもあるが、車利用なので駐車地へ戻るコースを取り、笹尾根へ向かう。ついでに避難小屋を見ておく。

避難小屋はムシカリ峠から1分の距離で、清掃が行き届いた立派な小屋。20畳敷きの広さがあって半分は土間で丸テーブルがあり、残り半分が板の間。水場は確認できなかった。 笹尾根を縦走する際にありがたい存在となるのだろう。
峠に戻り、三頭大滝まで沢沿いに下る。下り一方で結構長い。滝見橋は観瀑用として架設された贅沢な吊り橋で、橋の上から三頭大滝を正面から眺めることができる。落差があってなかなか優美な滝である。
大滝から先の森林館までは木材チップが敷き詰められ快適な遊歩道となった。
大滝周辺には休憩施設があり、駐車場から観光客も容易に周回できます。
檜原都民の森は休憩所、森林館や木材加工センターなど諸施設も立派で、裕福な東京都の森林公園だけのことはありますね。

中間の休憩小屋、見晴し小屋とありますが梢に邪魔されています

西峰山頂から富士山、実質山頂は西峰ですね。北側は石尾根の眺望がいいです。

山頂標識も西峰にあります、ベンチも多数あります

三頭山避難小屋、無人小屋としては大きく6~7人泊まれます

一条の水流が岩肌を30~40m急角度で落下し、周囲の緑と相まって美しい三頭大滝

2015/05/22 掲載

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