大楠山は三浦半島の最高峰で、山頂の展望台からは大パノラマ楽しめます。また衣笠山は桜の名所で花の季節には賑わう場所です。 山頂を巡るいくつかのハイキングコースがあり、今回は相模湾側の前田橋から前田川沿いに登り、衣笠山公園へ下山する少々長いコースを紹介します。 低山とは言え、山道の多い中級ハイキングコースで、しっかりした身支度が必要となります。山頂から阿部倉方面へ下山し、バスを利用すると大分楽なコースになります。 山頂と気象レーダーとの鞍部から湘南国際村へ下る手頃なコースも2010年に開かれました。 作者地元の散策コースとしては、少々遠出の、オリジナルから程遠い、人気の高いハイキングコースとなりました。 2011年湘南国際村と山頂付近を結ぶコースが整備されました 2019年、山頂から衣笠山公園へ下るルートは産廃処分場建設工事の為に通行止めとなっております | |||
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○逗子駅から長井、横須賀市民病院、芦名方面行きの京急バスに乗り約30分、前田橋で下車する。バスは毎時3~4本間隔で運行している。運賃360円 ○バス停の直ぐ前を左折し3分、橋に設置された標識を見て、前田川遊歩道に降りる。川は水量の少ない小川だがなかなか美しい清流で、時折魚影も見る事が出来る。度々渡渉ヶ所があり、飛び石が置かれていて雰囲気の良い散歩道である。 (増水時は左側の農道を歩く) ○1.4km続く遊歩道の中間点(橋の手前)で川から別れ、右手の斜路を登り、大楠山登山道へ入る。始めのうちは傾斜がキツイが、直ぐに緩やかな道となる。一旦下り、登り返して芦名口からの車道と合流し、国交省のレーダー塔がある山頂直下の広場へ出る。トイレもある。 ○山頂は数本の大きなアンテナを始め建造物が多いので興ざめの方もいようが、展望台に上れば標高の割に大展望を楽しめる。また山頂一帯はのんびりくつろぐのに適した場所である。水はないが、飲料の自販機・売店がある。 ○東京湾側の下山口は、最初は階段の急降下で、直ぐに葉山カントリーのゴルフコース沿いの道となる。やがて阿部倉方面への分岐に出る。こちらを下ると楽に大楠山登山口のバス停に出る事が出来る。ここでは標識に従い衣笠城址・衣笠山公園方面へ向かう。 ○ここから快適な山道を辿る。道脇にシャガの群生が見られる。一旦、長坂ゴミ処分場への搬入車道と合流し、直ぐに左折し再びハイキングコースとなり、横横道路を歩道橋で横断する。その後暫くは横横道路沿いに進むので、山道ではあるが騒音が煩わしい。 ○やがて民家に出、その先から階段を上がり大善寺の境内に出る。寺の裏山が衣笠城址で、源頼朝の旗揚げに重要な役割を担った三浦一族の山城の跡地で小高い丘の小さな広場といった場所。城跡を示す碑が建てられている。 ○標識に従い衣笠山公園へ向かう。道は一旦三浦縦貫道路入り口に下りるので、未開通の道路を横断し再び山道に入る。衣笠山公園山頂まで最後の苦しい登り返しである。 ○衣笠山山頂には、展望台・休憩施設、電波中継アンテナなどが建つ。展望台からの眺めは良い。 周辺一帯は樹木が豊富な公園で散策路が整備されている。春先には花見客で賑わう。 ○衣笠駅への下山路は、アンテナ側の裏手を降りる。メインの舗装路はバス停側に導かれて遠回りとなる。降り立った溜池の周囲に沿って進み、民家脇をすり抜けて大きな病院を通過すれば駅の裏側に出るので、連絡通路で線路を潜り表側の商店街ガレリアに出る。 ○最近では珍しくなってきたアーケードの商店街は、なかなか規模が大きく、賑わっていて見物するのも面白い。ここから駅までは2~3分の距離である。 | ||
3分 | 3分 | ||
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17分 | 20分 | ||
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60分 | 1時間20分 | ||
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15分 | 1時間35分 | ||
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35分 | 2時間10分 | ||
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20分 | 2時間30分 | ||
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20分 | 2時間50分 | ||
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20分 | 3時間10分 | ||
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20分 | 3時間30分 | ||
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