5、北鎌倉駅~浄智寺~大仏切り通し~稲村ケ崎~七里ケ浜~小動岬~湘南江ノ島駅北鎌倉駅を始点に、ポピュラーな葛岡原・大仏コースを辿り、高徳院へは下らずに大仏坂隧道上部を越えて、極楽寺から稲村ケ崎へ出て、七里ケ浜の渚沿いにモノレールの江ノ島駅まで歩きます。 部分的には良く知られているルートですが、各コース単独では1時間程度と物足らないので、それらを繋いで歩いてみました。森から海へ、歴史に触れながら、最後に巨刹龍口寺に参拝する、変化に富んだコースとなりました。 オリジナルとはいえませんが、案外本コースを歩き通した方は少ないのでは。 行程約11Km | |||
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○、鎌倉街道を鎌倉方向へ5分進んだ右側にある浄智寺の脇道へ右折し、路地の奥がハイキングコース入り口である。すぐ山道となる。 ○葛原岡神社一帯は公園のように整備された場所で、史跡が多い。 この辺りは散策路の要点となっているので、人も多い。トイレあり。 源氏山公園・銭洗い弁天・佐助稲荷への分岐が順にあるので標識に注意して、大仏方向に進む。 一旦景色の良い住宅地の狭い車道に出て、再び山道に入る。この間が迷いやすいので、下る道を選ばないよう、高台の道を選ぶ。山道を尾根伝いにしばらく辿る。 ○長谷配水池へは、高徳院(大仏)への階段を降りないで、大仏坂隧道上部を跨いだ反対側の階段を上がる。バス道へは降りないこと。 大仏切り通しへは、この分岐僅か手前から右に踏み跡を上がり、往復10分ほどである。 切り通しの場所には史跡を示す新しい標柱が立てられている。この僅かな間の道が荒れていて、また、本当に鎌倉時代当時の古道かどうか疑がわしいような場所なので、立ち寄らない方が無難である。 (2012.5現在、大仏坂切り通しを示す標識が設置され、道も整備されていた) ○登り返した長谷配水池はベンチが置かれた小広場で、見晴らしの良い場所。 本コースの山道はここで終了する。 ○馬場ケ谷(バンバガヤツ)と呼ばれる谷戸の狭い車道を下り、突き当たった稲村ケ崎小学校を左折し、江ノ電を桜橋で跨ぐ。 右へ行くと、極楽寺駅を経て稲村ケ崎への直線近道だが、紫陽花の時期には左へ5分、成就院へ寄り道すると良い。階段の参道一面が紫陽花で埋め尽くされる。 ○稲村ケ崎は、1333年新田義貞の鎌倉攻めの古戦場として有名で、百四十年に及んだ北条鎌倉幕府終焉の舞台となった、史実に残る場所である。 開成中学生徒のボート遭難碑も建立されていて、涙を誘う。 また、展望台からは、日の出・日没ともに見事な景観が望まれる地でもある。広々とした公園となっている。トイレあり。 ○ここから七里ケ浜の砂浜を歩く。七里とはいうものの3Kmほどである。波打ち際が歩きやすい。大波がきたら素早く逃げる。海が荒れているときは中止、または国道を歩く。時折通過する江ノ電が懐かしく、旅情が募る。 ★この辺は上空をトンビがたくさん舞っていて、むきだしの食料に狙いを定め、急降下してきます。身体をやられることもあるので厳重な注意が必要です。 ○鎌倉には難読な地名が多いが、小動はその最たるもの。コユルギと読む。 岬には小動神社があり、展望台からの景色は見事である。また、太宰治が心中事件を起こした場所でもある。トイレあり。 ○龍口寺へは、海岸から離れ江ノ電路線沿いの車道を行く。 寺の山名を寂光山(ジャッコウザン)といい、日蓮宗の巨刹。境内には五重塔・仏舎利塔などがある。寺隣接の裏山は整備された片瀬山公園で、桜の名所である。境内奥高台の境界フェンス破断ヵ所を抜けて行くことができる。 ○モノレールの江ノ島駅は龍口寺のすぐ隣。大船駅へ15分で着く。 | ||
20分 | 20分 | ||
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40分 | 1時間00分 | ||
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10分 | 1時間10分 | ||
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40分 | 1時間50分 | ||
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20分 | 2時間10分 | ||
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25分 | 2時間35分 | ||
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20分 | 2時間55分 | ||
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5分 | 3時間00分 | ||
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