HOME
コース 道坂トンネル登山口~今倉山~西峰~赤岩~林道~道坂トンネル登山口 歩行時間;3時間 所要時間;4時間(二十六夜山まで足を伸ばすと5時間) 渋い山々が連なる道志山塊のなかで、西の端に聳える今倉山は遠方から眺めると標高が高いうえに三ツの峰から成り立ち、目立つ存在である。 その今倉山から二十六夜山への縦走路は林相や花に恵まれ、また道志の山とは思えない見事な展望が開けるピーク~赤岩がコース途中にあり、静かで好印象のコースだった。だが? 国道413号線(どうしみち)を青山交差点から山中湖へ向かい、道志の集落を過ぎて都留方面へ分岐し、カーブの連続を登り切ったトンネルが道坂トンネルで、登山口となる都留側出口に10台程度の駐車スペースがある。 登山口はそのトンネルの端にあり、標識がある。またその付近には立派な今倉山登山コースの案内看板が設置されていて、参考になる。 およそ15分でトンネル上部の稜線へ出、そこは右に御正体山への登山道分岐である。分岐を左に折れ、この先道は今倉山山頂までハッキリと踏まれていて、登りの連続ながら歩き易い道が続く。 樹林の中で展望は少ないものの、時折梢の間から富士山方面が望まれた。山頂まで登山口からおよそ70分で着いた。 山頂は展望も無く平凡である。一旦下り、登り返した西峰の方が幾分北側が開けて休憩に適す。この西峰からさらに少し下った処に眺望の素晴らしい場所があるが、休憩場所としては狭い。 西峰から小さなアップダウンを数回繰り返し登り返したピークが1450mの赤岩で、360度の眺望が素晴らしい場所である。山座方位盤が設置されている。 それによると、日光の山や北アルプスの山が確認できる日も有るようだ。テーブルが設置され、休憩場所として最適である。今倉山から40分ほどである。 私は此処でサイフを車のダッシュボードに置き忘れたまま出発したことにフト気がついた。現金だけでなく免許証・カードなども一緒である。外からかなり目立つと思われるので、そのことが気になってしまい以後山を楽しむことが出来なくなってしまった。 勢い無理して急ぎ足となる。とうとう右ヒザが痛み出した。 赤岩から広葉樹林の中を概ね緩やかに下り、急いだこともあって30分で林道へ出た。そこから二十六夜山までは往復1時間もあれば十分だが、私はこの先足を延ばすことは断念し、ヒザが痛いのを我慢しながら林道を急ぎ足で下り、駐車地まで40分ほどで戻った。 直ちに車内を確認したところ、ダッシュボードにサイフはなかった。荒らされた形跡もない。自分の顔色が変わるのが分った。 しまった!!置き忘れは勘違いで、途中で落としたか?!痛めた足を引きずりながら赤岩まで再び同じルートを辿るしかないのか!!だがその前にもう一度車内を隈なく改めた。サイフは座席の横下方に落ちていたのだった。加齢とともにどうもいけません。 なお、エスケープルートとして赤岩と今倉山の最低鞍部から道坂トンネル付近へ直接下る近道がある。 また、都留方面への分岐から道志道を僅かに山中湖方面へ下った【道志道の駅】は地元農作物やその加工品が豊富で安く手に入る人気場所です。 今回のコースは当サイトへ相互リンクしていただいている【かっちゃんのホームページ】のレポートを参考にさせていただきました。 |