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藤野の里山 2016/1/13 (水)




コース&タイム;
藤野駅10:10~日連大橋~登山口10:35~11:00金剛山11:05~11;15峰山11:35~11:55杉峠
杉峠11:55~12:15鉢岡山12:20~杉峠12:35~日連山12:55~13:05宝山13:10~勝瀬橋~13:55藤野駅
所要時間;3時間45分、 歩行時間;3時間10分


藤野町は神奈川県最果ての地、ひなびた山里の集落というイメージがある。
実際には2007年相模原市に編入されて以来、都心へ通勤圏内ということもあって、今では桂川(相模川)や秋山川沿いに住宅街が形成され、首都圏ベッドタウンがここまで押し寄せてきた感がする。
旧甲州街道沿いに吉野宿があり本陣が置かれた場所だが、もともとが小さな宿場町のようで、当時の面影は薄い。
地元では芸術の街を標榜しいろいろ策してはいるものの、なかなか成果はあがらないようである。
藤野駅は陣馬山・生藤山ハイキングの拠点駅であるが、周辺里山のハイキングコースは知名度が低く、今回コースのほか対岸の鷹取山コースがあるものの、訪れるハイカーは少ないようだ。
私も藤野周辺の低山を歩くのは今回が初めてである。
道は思いのほか良く、主な分岐点には簡単な標識が設置されているので方向を確認しながら行けば迷う心配は少ない。最高点は鉢岡山460m。
冬晴れの一日、今年最初の山歩き、出会った人は地元の方のみ、静かないいコースでした。お隣の高尾山周辺の大賑わいをよそにして。




日連大橋を渡り登山口へ(ニチレンではありませんヒヅレと読みます) 、背景の小高い丘を西(右)から東へミニ縦走します。
登山口には鳥居があるのですぐ分かります。


最初のピーク金剛山421m、信仰の山で山頂に小さな祠があります。案内標識には登山道を参道と記してありました。 道は山腹急斜面をジグザグに切られているので傾斜はきつくはありませんが高低差270mほど登りの連続です。この先はアップダウンの繰り返しとなるも、大きな登りはもうありません。
山頂は杉林に囲まれて展望は得ることができません。


峰山からの展望1;左奥の三頭山へ至る長大な笹尾根。右側奥に三角形の鷹巣山が小さく薄く覗いている。

次のピーク峰山423mは展望がすばらしい。陣馬山~連行峰~権現山~大菩薩~道志~大室山~丹沢姫次までグルリ。 立派なベンチ・テーブルなどないですが、開けた方角に手作りスノコが2セット据えられていました。そして手作り方位盤も。 地元のご厚意でしょう、山名が同定できてありがたいですね。
この峰山は金剛山から北東に尾根を行き、少し支尾根に入ります。ほとんど高低差がありません。
なお、神奈川カントリーゴルフ場の南にも標高570mの峰山があり本コースの峰山と紛らわしいので、地元では423m峰を日連峰山と呼び区別しているようです。


峰山からの展望2;生藤山~連行峰(中央)の稜線。画面の右外に下り和田峠、南に登り返すと陣馬山へ至る。 かつて歩いた懐かしい稜線です。


峰山からの展望3;右中央に権現山、左奥は大菩薩。その手前の稜線は左に扇山へと続く。なお道志・丹沢方向は逆光で撮影できませんせしたが、大室山が立派なのには驚きました。


これから峰々を越えていくミニ縦走、でも本コース最大の見せ場は峰山、この先は付け足しのような気がしないでもないです。
杉峠へは痩せた尾根をグングン下ります。そこは低山、せいぜい高低差100m程度の下り、折角登ったのにと腹立たしいほどではないですね。ゆとりがあります。
杉峠から本日最高点の鉢岡山へ寄り道します。すぐに林道となり住宅が稜線付近まで迫ってきていて、これも低山ならではです。山頂直下の直登ルートは藪こぎでした。 山頂には電波中継所があり、景色もなかなかよろしいのですが、下草が伸び放題で煩いですね。また途中では骨組だけの廃屋と廃車が捨てられていて興ざめでした。
杉峠へ戻り日連山~宝山と行きます。この間展望は開けませんが、適度な起伏と自然林が快適です。日連山~宝山は僅かな距離、いずれも平凡なピークでした。
宝山を過ぎると本コース唯一の鎖場(ロープ場)があり、短いが急傾斜です。単調な道のアクセントになりました。目の前には石老山が大きいです。


帰路は日連の集落を抜けて日連大橋から藤野駅に戻る方が大分近いですが、立派な斜長橋の勝瀬橋に引かれて遠回り。斜長橋右支柱の奥の山は陣馬山。 橋上から相模湖・周囲の山々を眺めて国道へ。
フタケタ国道とは思えない道幅が狭く歩道が不備な20号線を、車に神経使いながらひたすら歩き、藤野駅へ戻りました。
2016/01/15 掲載

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