2/21 大船8:30=湯河原梅園=熱海(昼食)12:30=亀石峠=戸田峠14:00=仁科峠=15:30堂ヶ島 2/22 堂ヶ島8:30=10:10韮山反射炉11:00=12:00三島スカイウォーク12:30=小田原山安干物店=15:00帰宅 湯河原梅園は梅祭りの最中で3~5分咲き、未だに開花していない種もあります。 幕山の山裾に散策路が張り巡らされていて、およそ4000本もの梅の木が植えられ、白・ピンク・紅色・枝垂れ・八重など種類も豊富です。 祭り中はいろいろなイベントが催され、この間入園は駐車場ともに有料となりますが、お手頃な価格です。 また、臨時に売店が10軒ほど設置されミカン・梅製品などが販売されますが、ここのウメは観賞用で食用には不適、梅製品は小田原産を使用しているとのことです。 幕山登山道入り口にはロッククライムのゲレンデがあって、岩登りの練習風景を見ることが出来ます。 園内を流れる新崎川の源流には奥湯河原の秘境・幻の名瀑【六方の滝】があります。 湯河原梅園は季節を問わずハイキングの基地ですね。 昼食は熱海市役所付近の中華店で取りました。周囲には楽しそう・美味しそう・お手軽価格の飲食店が軒を連ねます。熱海市中央町。 多賀から一旦伊豆スカイラインに乗りますが、道を間違えて別荘地をグルグルと遠回り。ナビがないので迷うこともありますが、これもまた楽しいです。 修善寺から西伊豆スカイラインに入ります。戸田峠の直下にあるレストハウスからの富士山や沼津街並みの眺望は素晴らしい。きれいなトイレもあり、休憩場所に最適です。 西伊豆最高峰の達磨山に登ろうとしましたが、冷たい強風のうえ残雪の道が悪く途中で引き返す。 舩原峠を直進し、仁科峠へ向かいます。西伊豆スカイランの先は初めて通る道。立派な道ですが車の往来はほとんどありません。 仁科峠からさらに先へ進み松崎へ下ります。この間は道幅の狭い林道で急カーブの連続する難路でした。時間もかかり勧められません。 舩原峠から素直に土肥に下るのが無難です。 なお、天城峠から舩原峠へは長大な伊豆山稜線歩道が通じ、いつか歩きたいとの願いは年々実現が遠のいております。 ようやく山道から降りた街は松崎。小さな漁村の多いなかで、古い歴史を持つ西伊豆の中心地。 海岸線を戻り堂ヶ島まではわずか数分で着きました。堂ヶ島は何度か来ていて、洞窟巡りの遊覧船などもPASSして直接投宿しました。 堂ヶ島は上級なホテル・旅館が多いです。トップが【銀水】、次いで今回宿泊した【アクーユ三四郎】です。 部屋・眺望・食事・温泉・従業員、どれも及第点以上、特に朝食バイキングは大満足でした。 平日スタンダードプランで13000円/一人,プラス酒代。 帰路は韮山反射炉に立ち寄ります。初めての訪問です。寒い日でしたが世界文化遺産登録の効果なのでしょう、そこそこの観光客が訪れていました。 入場券(500円)を購入し、まず15分の映像を観ます。そこで一緒になった十数人が1つのグループとなって以後ガイドの案内に従います。 反射炉とは要は熔鉱炉、製鉄所ですね。教科書などで見るシンボル的高い塔は窯でなく煙突です。 電気のない江戸時代、高い煙突によりモーターによる強制送風と同様の効果を得て高熱を作りだす仕組みです。 窯は土台部にある狭い空間で一回に1t程度の生産能力、4基を合わせてようやく大砲1丁分の鉄が出来た。 出来上がった鋳鉄は質が悪く、ガイドさんに言わせるとここの反射炉は失敗策で、高炉が稼働する明治に入りすぐに閉鎖されたとのことです。 製造は伊豆韮山の代官【江川 (太郎左衛門)英龍】、前例のない当時としては画期的な施設には違いないですが そうだとしても、よくぞ世界遺産として認められましたね。世界遺産に登録しようという試みもすごいです。 韮山反射炉を後にし、帰り道途中にある三島スカイウォークに立ち寄ります。私は初めて、家内は1度行ったことがあり「車で待つ」といいます。 二度も行く価値がないとのことのようです。 人道橋としては日本一長い(400m)ことがウリのつり橋、富士山の眺めが良いとのこと。通行料は1000円です。 ところでこのつり橋、生活の必要に迫られて建造されたものではありません。集客営利目的の無用の長物でして、ただ往復するだけのこの場所に架かる意味がまったくないのでした。 今後対岸に何か計画でもあるなら別ですが、私も二度目は遠慮します。 箱根を越えてターンパイク入り口にある安くて美味しい【山安干物店】で買い物し、帰りました。 |