南総里見八犬伝ゆかりの地 富山&岩婦温泉(トミサン&イワブ温泉) 350m 2003/5/2



コース;JR内房線岩井駅ー福満寺ー南峰ー北峰ー伏姫籠穴ー岩婦温泉
歩行時間;3時間
所要時間;4時間




南総里見八犬伝あらすじ
安房の国城主里見家の忠犬八房は敵の首を取った褒美に伏姫を娶った。八房の子を身籠ったと悟った伏姫は身を恥じて腹を裂いて死ぬ。その際、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌と書かれた八ケの玉が飛び散った。やがて各地にこの玉を抱いた八犬士が誕生し、成長した彼らは里見家に宿命的に吸い寄せられ、仇敵を滅ぼす。滝沢馬琴作の壮大な物語である。
架空の小説にかかわらず、伏姫が籠もった洞窟が当地に存在する。
 
 さて、コースは手頃なハイキングコース、どなたでも楽しむことができます。
岩井駅までは内房線特急サザナミ号を利用した。
南峰は何の変哲もない場所、そこから北峰への道が不通のために一旦戻り、巻き道を辿り北峰に到着しました。北峰山頂は広場で、その一角に展望台が設けられていて、そこからの眺めは360度の大パノラマ、特に東京湾の湾口部が目の前で、船の往来を眺めているだけで飽きません。皇太子殿下ご夫妻がこの山頂を踏まれた時の記事が掲載されていました。
下山途中で伏姫籠穴を見学し、田園地帯をのんびりと岩婦温泉へとむかいました。



岩婦温泉 伏 姫 荘  




岩井駅から田園地帯をのんびり歩いて40分たらず。目の前には人造溜池の岩婦湖があり、かつてはヘラ鮒釣の愛好家が多数訪れたが、今ではブラックバスが取って代わり、そのバスもスレてしまい、あまり釣れないそうである。
この宿もすっかり釣り客が遠のいてしまったとのことでした。
温泉は硫黄の臭いがする赤茶けたドロッとした沸かし湯、
源泉を宿の下に持ち、2000m地下から汲み上げている。
宿は還暦を過ぎた伏姫が一人で切り盛りしていて、忙しい時期はエステを経営している娘さんが手伝いにくるそうです。
夕食は別棟で炉辺焼き。炭を惜しげもなく積み上げパチパチと燃え盛ります。材料は海の幸、畑の幸、ボリューム充分でした。遠赤外線を浴びて、飲んだビール酒がたちまち汗になり、滴り落ちます。酔いが廻るのに時間がかかりました。
帰りは木更津からアクアライン経由のバスで横浜へ、アットいう間に到着してしまいました。
TEL;0470-57-2782

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