四阿山2354m~根子岳2207m 縦走 & 菅平高原温泉 2005/10/22



  
四阿山を目指す                  根子岳を目指す

  
コース;菅平牧場駐車場~中四阿~四阿山(アズマヤサン)~根子岳(ネコダケ)~菅平牧場
歩行時間;5時間半
所要時間;6時間半



ワンポイント
○四阿山は深田百名山、根子岳は花の百名山として知られ、両山を縦走するコースは花と展望に恵まれた人気コースである。

○四阿山へは嬬恋側のパルコールスキー場からゴンドラ(季節営業)を利用するのが手っ取り早いようだが、我々は車利用で便利な菅平牧場の駐車場を基点に、四阿山~根子岳へと周回するコースを選んだ。
逆コースは、根子岳から四阿山への登り返しが辛そうである。

○牧場入り口ゲートで入牧代として200円/一人を支払う。
菅平ダボス牧場は本州きっての敷地を誇るだけあって広大である。たくさんの黒毛牛がのんびりと草を食みながらこちらを見ていた。
後でまた会おうね。我々の今晩のご馳走は「黒毛四阿牛クロゲアズマギュウのシャブシャブ」である。ごめんね。

○中四阿までは緩い傾斜で歩きやすい。ダケカンバの白い幹が紅葉黄葉に映えて美しい。中四阿のピークは巻き道がある。
一旦下り、傾斜を増しながら登り返し、尾根に出て僅か先で根子岳への分岐に着く。分岐点は開けて小広い。我々はここに荷をデポして山頂を往復した。

○山頂は南北に細長い。小さな祠が2ヶ所ある。晴れていれば見事な眺望を思わせるが、当日はガスの中である。真冬並みの冷たい風が吹き抜けた。

○分岐へ戻り、根子岳へは樹林帯を最低鞍部まで高低差250mほど急降下する。その先は一転してのびやかな草原状となり根子岳への登りに取り付く。歓声をあげたくなるような好展望で快適な道をグングンと高度を上げる。
最も、此処までに体力を消耗してしまったハイカーにとっては、辛い登りとなろう。山頂付近の稜線はアルプス的痩せた岩稜となり、少しスリリングで面白い。

○根子岳山頂は四阿山同様視界を遮るものがない。晴れていればと、口惜しい思いをした。よく響く小さな鐘が吊り下げられていた。

○積雪期には全山天然ゲレンデと化しそうな広大な斜面を快適に下り、駐車地へ戻った。その晩に降った雨は、山では雪となり、翌朝の四阿山・根子岳は雪化粧していた。

○季節を変えて何回でも訪問したくなる、魅力溢れる山であった。




菅平高原温泉ホテル(旧桑田館)




菅平高原はスポーツ合宿の定番地、菅平高原温泉ホテルも運動施設が整っていて、学生のスポーツ合宿利用料金が特別に設定されている。もちろんハイカーや温泉客も大歓迎で、一般客も利用しやすい料金範囲に設定されている。
外観はホテル風の大型宿泊施設だが、部屋は和風で広い。
山菜、キノコ、四阿牛の料理が名物だが別料金となる。
温泉は、露天風呂が源泉かけ流しとなっているが、いささかヌルめ。室内風呂は適温に加熱している。
合宿中のアスリートがいっぺんに入れるよう考慮され、浴室は広い。
当日もある企業のラグビーチームが合宿中であった。
そして、一般客も充分満足できるリゾートホテル的雰囲気を合わせ持っていた。
運動施設;
体育館~20×30×11m (バレー・バスケ1面、バドミントン4面、卓球12台 )
グラウンド ~芝 4面 (雨天練習場あり ラグビー、サッカー、アメフト用)

         TEL0268-74-2515


酒類消費量;
500ccカンビール6本、大瓶ビール2本、アツカン一合7本、ニッカモルツ4/5本、黄桜紙パック四合、以上4人で
(大酒飲みが一名不参加の為少なめでした)


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