伊豆天城山縦走&湯ヶ島温泉 1406m 1999/05/28



  

コース;
伊豆高原=タクシー=天城高原登山口~万二郎~万三郎~白田峠~八丁池~旧天城トンネル~天城峠バス停=湯ヶ島
歩行時間;6時間
所要時間;7時間半




ワンポイント

○登山口へは伊豆高原駅よりタクシーを利用した。伊東駅からタクシーよりも大分この方が近い。

○前日が大荒れの天候で、当日も完全には快復していない状況で、タクシードライバーに我々の縦走計画を心配されてしまった。

○最高峰の万三郎までは2~3組の登山者と出会ったが、その先へ縦走したのは我々だけのようであった。

○万三郎から一旦下り、登り返した1360m峰で昼食休憩した。偶然にこの付近の踏み跡を入った奥で(小用の為)、ブナの大木群を発見した。ガスで霞む中に聳え立つ巨木の群は神秘的でさえあった。

○シャクナゲは昨日の大風でかなり落ちてしまっていた。それにしても天城のシャクナゲの花は見上げるほど高い位置に咲く。

○八丁池は我々を除き人影なく、水面が視界の薄いモヤに浮かび揚がり、幻想的であった。

○たとえ好天気であったとしても、展望が開ける場所はほとんど期待できないコースではあるが、終始美しい天然林に囲まれて、高低差は少ないものの距離が長く、歩き甲斐のあるコースであった。

○途中、避難小屋・エスケープルートがないので、食料装備は充分用意したほうが安全です。

○バスの時間が迫り、天城峠バス停へと、上り御幸歩道をとばして降りた。バスを待つ僅かな時間に、ウィスキーで全員の無事を乾杯した。

○到着した湯ヶ島のバス停まで、宿の方に車で迎えに来ていただいた。この天候でよく天城を縦走してきた、と驚いていた。

○翌朝はタクシーを呼び、修善寺駅へ出た。




湯ヶ島温泉 三吉旅館(さんきち)

  家庭的なこじんまりとした旅館。
温泉は湯ヶ島温泉の源泉から直接引き込んでいて、男女ともに内湯と露天風呂があり、浴槽は3~4人で入浴するのにほど良い大きさである。館内には天城山中の美しい自然を撮影した写真が飾られていた。
食事はレトロでなつかしい雰囲気の食堂での会食で、いろりの炭火でじっくりと焼いた夏場の天然鮎が美味です。他にも野菜の煮物など家庭的な料理でもてなしてくれました。
我々が宿に到着後すぐに、登山後でノドが乾いているでしょう、との気遣いで、ビールと山菜のつまみを部屋へ運んで下さいました。料金はもちろん別ですが、感謝。
  TEL;0558-85-1123


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