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鎌倉文学館 & 長谷寺 2023 2月21日(火)


鎌倉文学館
私、鎌倉文学館を訪ねるのは初めてです。今年3月で改修工事の為長期閉館されると聞き、行くことにしました。
ネット地図で道順を確認しても道がありません、でも心配ありません由比ヶ浜駅から文学館入口信号へ向かい迷うことなく着きました。短いトンネルをくぐって敷地に入ります。
鎌倉は多くの作家が創作活動した地として有名です。鎌倉にゆかりある作家は川端康成、夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子ら300人以上にのぼるとのこと。
文学館では鎌倉ゆかりの作家の直筆原稿、手紙、愛用品等を常設展示しています。拝観料は300円(特別展は別途)。
文豪の直筆原稿を見るのは驚きですよ、例外なく原稿用紙に自筆修正がたくさん加えられています。
今の世のOSで作成するのと比べて、けた違いな労力だったのですね。昔の作家は重労働でした。
施設建物は、前田家の鎌倉別邸として建てられたが1910年(明治43年)に火事で失われ、現在の建物は侯爵 前田利為が1936年(昭和11年)に洋風に全面改築した建築物とのこと。 竹中工務店が施工している。
デンマーク公使や内閣総理大臣 佐藤栄作の別荘として使用されたこともあるが、1983年に前田家から鎌倉市に寄贈され、外観をそのままに内部の補修・収蔵庫の新築をおこない、1985年(昭和60年)10月31日に開館した。
靴は脱いで下駄箱におさめ、絨毯敷を裸足で回ります。


鎌倉文学館外観は洒落た木造洋風建築です

広い庭と大きな耐火収蔵書庫が付属しています。この書庫は私が勤めていた東急建設が施工しました



長谷寺
鎌倉文学館を後にして長谷寺へ向かいました。歩いて10分ほどの距離です。
長谷寺は「長谷観音」の名で知られ鎌倉でも人気の高い寺でこの日も参拝客多数、外人や修学旅行生も目立ちます。
花の寺として有名ですが、何より本尊の木彫仏としては日本最大級(高さ9.2m)の十一面観世音菩薩立像に圧倒されます(撮影禁止)。
近くにある有名な大仏様より個人的には迫力を感じます。開創は奈良時代の天平八年(736)と伝え、鎌倉きっての古刹です。
坂東三十三所観音霊場の第四番に数えられ、東国を代表する観音霊場とされています。
辨天窟や諸堂のほか鎌倉の海や街並みが一望できる見晴台があり、さらに奥にある眺望散策路はプチハイキングコースで相模湾の眺望とシーズンには2500株ものアジサイのグラデーション、大混雑となります。
私は十数年ぶり、何回来ても新鮮ですね。拝観料400円
長谷駅から江ノ電で江ノ島駅へ、モノレールで帰りました。

長谷寺三門、鎌倉を代表する大寺院の風格、赤ちょうちんがご愛敬

三門を入ると池が配置され手入れの行き届いた庭園です、この時期は梅が素晴らしく、カメラマン多数

辨天窟も珍しい、頭上に注意です

展望プチハイキングコースがらは七里ガ浜・材木座が一望です

江ノ電は大人気ですね、長谷駅にて

2023/3/10 掲載