8、鷹取山から逗子桜山へ

京急神武寺駅からロッククライミングの練習ゲレンデ鷹取山で遊び、一旦神武寺へ戻って東逗子へ下り、さらに桜山・逗子海岸を経て逗子駅へ戻る変化に富んだコース。 桜山は葉山町に接した小高い森で、小場所ながら樹木が豊富で、平成になって県内最大の前方後円墳が発見された場所。歩行距離;10km。


   
鷹取山山頂風景(展望台より撮影)          名越川の裏側に広がる桜山

京急神武寺駅
○県道逗子六浦線を六浦方向へ進み、逗子中学校のグランド手前の路地を右折する。入り口には標識があるが、見落としやすい。逗子高校まで行ったら行き過ぎである。 京急に乗り換えずに逗子駅から歩いても30分足らずである。

○老人保健施設の旅館風建物を過ぎ、山道となる。神武寺まで一本道の登りである。

○神武寺は天台宗の古刹、境内は厳かな雰囲気がある。鐘楼は立派、また薬師堂前に珍しいナンジャモンジャの大木が聳える。トイレもある。 道は三方向に別れ、指導標識に従い鷹取山へ向かう。 鷹取山へは森の中のハイキングコース、簡単な岩場もあってなかなか楽しい。途中横横道路が下を貫通している。

○山頂一帯は公園状に整備されていて、明るい広場が数箇所に分かれて転在し、子供の遊び場に不自由しない。飲み物自販機があり、きれいなトイレもある。 最高点には展望台があり、西側の高圧電線が煩いものの360度の眺望を得る。また、休日にはたくさんのクライマーが直壁に挑んでいて、それらを眺めるのも楽しい。

○山頂で充分楽しんだら往路を神武寺まで戻り、標識に従い苔むした古道の面影充分の道を東逗子へ下る。こちら側が表参道である。東逗子駅には楽に着く。
充分満足した人はここで横須賀線に乗る。まだまだ余裕のある方は沼間小学校の裏から二子山を目指すといい。やや物足りない方のために桜山を紹介する。

○桜山へは駅の南側を通る県道を逗子方面へ向かう。逗葉高校入り口を過ぎ、東逗子と逗子の中間点、葉桜住宅の信号を左折する。 道の右側一帯は桜山の森であるが、この辺りから入山できない。坂道を上がり左に青木病院を過ごし、頂上付近で道は二股に分かれるので右へ行く。

○この道は逗子市と葉山町の境界上にあり、左側が長柄、右側が桜山の住宅地である。緩く上ると大きな配水タンクがあるので、その手前の路地を右に入る。路地は直ぐに車止めだが、人は先に進む事が出来、ようやく森に入る。
桜山の森の入り口を探すのは相当大変で、下の県道側の入り口に初めての者が行き着くのは不可能に近い。

○森の中はなかなか秘境的雰囲気がある。道は住宅側の左側高みを選ぶ。下る道を採らないこと。15分で再び住宅地に出る。車道を森との境に沿うように巻きながら進むと、ふれあいロード入り口に着く

○この先は案内標識が豊富で迷う心配はない。ふれあいロードを1号古墳、2号古墳、展望台、郷土資料館、研修センターと順に歩く。整備された林間の散策路である。展望台からは江ノ島がよく見える。所々にベンチもある。

○標識に従い山から下ると、名越川の河口に出るので国道を潜って海岸へ出てしまい、渚を散歩する。海岸中央の立派な公衆トイレから市街地へ入ると駅は近い。
 10分 10分
鷹取山登山口
 20分 30分
神 武 寺
 20分 50分
鷹 取 山
 30分1時間20分
東逗子駅
 15分1時間35分
葉桜住宅信号
 15分1時間50分
桜山の森
 20分2時間10分
桜山ふれあいロード
 30分2時間40分
名越川河口
 20分3時間00分
逗 子 駅
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